① 課題に取り組んだ日(調理日)を記入
② 記録する内容を「課題」「テーマ」「ポイント」など、項目に分ける
③ 写真でビジュアルをいっしょに残す(私の場合は「iNSPiC」でプリント&貼付)
ポイント2 : 必要な情報を書き入れる
課題に取り組む前に、自分なりにテーマやポイントなどを考えて書きます。そこから、材料や素材の特徴、期待される効能などを本や教科書で調べて記入、調理後に振り返って気づきをノートに追記しています。
① つくる前に「テーマ」と「ポイント」を考えて記入
② 材料を書き出し、学んだ効能や栄養素などの情報を添え、特に覚えておきたい箇所は赤字で記入
③ つくったあとの感想や、新しいアイデアを書く
「しっかりインプットしたい!」という気持ちと「ページを繰り返し開きたくなるような楽しいノートにしたい!」という思いから、写真を意識的に活用しました。文字ばかりだと記憶に残りづらいけれど、ビジュアルがあると紐付けしやすいからです。文字情報は、目線が定まりやすいよう表組みにしてルールに沿って整理し、ページ内の色数を抑えて、重要なところだけ赤を使っています。
“記録して終わり”、ではなく、“記録から新しく発展させていくノートにする”。それがこの趣味ノートのポイントです。たとえば、アロマクラフトやお茶のブレンドのログ、ワインの飲み比べの記録など、必要に応じて項目を変え、このフォーマットを活用した趣味ノートをつくっても楽しいと思います。
「1テーマの趣味ノート」のよさ
▶共通テーマでコレクションできる
▶書きながら予習・復習ができる
▶ルールに沿って書くことで、振り返りがしやすい
▶ノートに書いて実践することで、学びがどんどん発展して楽しくなる
▶写真やイラストなど、ビジュアルをいっしょに残すと記憶に残りやすい
Profile
- ごとうあいこ(eyeco) Aiko Goto
フリーエディター&ライター
編集プロダクション勤務を経て、2007年よりフリーランス。『夢をかなえる! 私のノート術』(宝島社 / 2016年)のライティングを担当して以来、文具、ノート、手帳の活用術をテーマとした書籍に数多く携わる。ヘビーユーズのノートや手帳を使った講座やワークショップもときどき開催。英会話と異文化交流がライフワーク。
Web:room510.lomo.jp
Instagram:@room510edit