STEP 1. ペン先の太さの選び方は?
カクノのペン先の太さは3種類あります。細かい文字を書きたい方は極細字の「EF」がおすすめ。ノートや日記などに使いたい方は細字の「F」、手紙や宛名など少し大きめの文字を書く方は中字の「M」が最適です。
どれを買おうか悩んだときは、色々なシーンで使いやすい細字の「F」を選んでみましょう!
カクノはペン本体とカートリッジインキがセットになっているので、すぐに使うことができます。パッケージを開封したら、キャップ・ペン先・首・軸などのパーツ名称を覚えておくと、使い方をマスターしやすいです。写真とイラスト付きの説明書も入っているので、使い方が分からなくなったらいつでもチェックできるので安心です。
STEP 2. カクノにインクをセットしよう
![まずは、軸を反時計回りにくるくると回します。](/Contents/ContentsImages/page/20240620content/06_SP1.jpg)
万年筆は、インクをセットするところからスタート。カクノの場合は、付属の黒のカートリッジインキをペン本体に取り付けます。
まずは、軸を反時計回りにくるくると回します。軸が外れたらカートリッジインキを袋から出して、向きを確認しましょう。インクが詰まっていない透明な部分が前になります。
![正しい向きを確認したら首に真っすぐに差し込むだけでOK!](/Contents/ContentsImages/page/20240620content/07_SP3.jpg)
正しい向きを確認したら首に真っすぐに差し込むだけでOK! 軸を元に戻せば万年筆の完成です。
しばらくしてもインクが出てこない時は、カートリッジインキを指で軽く押すとインクが出やすくなりますよ。
STEP 3. 万年筆の正しい持ち方を知ろう
万年筆のペン先には裏と表があります。カクノはペン先に「えがおのマーク」が描かれているので、このマークを目印にするだけでOK。書く時はえがおのマークを上にするときれいにインクが出ます。裏向きにしたり、横向きになっていたりするとインクがでなくなるので、えがおのマークが見えるように万年筆を持つのがポイントです。
万年筆の握り方はボールペンや鉛筆と一緒です。万年筆はやや寝かせ気味に、ペン先と紙面の角度が「45~60度」を目安に持ちましょう。
STEP 4. 万年筆で書いてみよう
万年筆で文字を書くときは、筆圧をかけないようにするのがポイント。ペン先を強く紙に押し付けるとペン先が痛んでしまうので、優しくリラックスして使いましょう。万年筆で文字を書くとインクの濃淡ができるので、いつもとは違う文字が楽しめます。
手帳や日記に万年筆を使うのも◎ 日付や、天気、ちょっとした見出しなどに簡単なイラストも添えるといつもの日記がさらに楽しい1ページになります。
STEP 5. 万年筆のお手入れ方法
万年筆を大切に使い続けるために、知っておきたいのがお手入れ方法です。万年筆は長期間使わないとインクが乾いて固まってしまうことがあります。インクが出なくなったときや、別の色に変えたいときはお手入れが必要です。「ちょっと面倒だな……」と感じるかもしれませんが、必要なのは水とペーパータオルの2つだけ。
![万年筆からカードリッジインキを取り外し、ペン先を水に浸けましょう。](/Contents/ContentsImages/page/20240620content/13_SP1.jpg)
万年筆のお手入れ方法は、水洗いが基本です。万年筆からカードリッジインキを取り外し、ペン先を水に浸けましょう。全体を水に浸したまま一晩置きます。
最後に水道水で洗い流し、ペン先をペーパータオルや使わなくなった布などで水気を優しく拭きます。拭いたときにインクが出なければOKです。「水洗い」と「拭く」の2ステップだけなので、覚えればメンテナンスも楽々。
初心者さんにおすすめの万年筆は?
これまで使い方を紹介してきたカクノは、全部で16種類とラインナップが豊富! 新しく加わったのが、カラフルな透明軸のファミリーシリーズ。カクノパパ、カクノママ、カクノボーイなど「えがおのマーク」がファミリーの表情になりました。透明軸はインクの色が透けて見えるので好きな色を楽しみたい方におすすめです。
※マークス公式オンラインストアでは7月発売予定
ワンランクアップしたいなら、3,500円以下で買えるこちらの3本がおすすめです。
アクティブイエローの「ライティブ」は、軽さにこだわった携帯性が魅力の万年筆。カフェなど外で手帳やノートを取りたい方にぴったりな1本です。ビビットピンクの「プレラ」は、ショートサイズの万年筆で手が小さい女性の方におすすめ。ブルーの「コクーン」は、デザイン性と機能性を追求した大人の万年筆。太さや重量感のバランスがよく、手にしっくりと馴染みます。ぜひ自分にぴったりな万年筆を探してみてはいかがでしょうか?