EDiT手帳アンバサダーが書き比べ!
手帳用紙「NEO AGENDA(ネオ・アジェンダ)」と相性のいいペンは?
手帳を書くときに気になるのが、筆記具との相性。そこで、普段から手帳に合う筆記具を吟味して使っているという、2022年版EDiT手帳アンバサダーたちと座談会を実施! 2種類のマークスのオリジナル手帳用紙「NEO AGENDA」と「NEO AGENDA for EDiT」をいろいろなペンで書き比べながら飛び出した本音トークはいかに!?
使用した手帳はこちら!
- 「NEO AGENDA」(以下、「NEO AGENDA」と表記):EDiT週間バーチカル
- 「NEO AGENDA for EDiT」(以下、「for EDiT」と表記):EDiT1日1ページ、週間ノート
*「NEO AGENDA」は、マークス・EDiTのマンスリー・ウィークリー手帳、「NEO AGENDA for EDiT」は、EDiTの1日1ページ・週間ノート手帳に使われています。(「NEO AGENDA」について詳しくはこちら>>)
【座談会メンバー紹介】
kaoさん(飲食店勤務)
@kalenrenao
EDiT使用歴:6年
現在の手帳:週間ノート、1日1ページ(B6)
手帳によく使うペン:ジェットストリーム(黒/0.38)、ときどきブラウン系やブルー系などカラーペンも
★わたしの使い方&こだわり★
EDiTの手帳は、レフトタイプ以外は全フォーマット使ったことがありますが、週間ノートが一番好きです。週間ノートを生活管理帳にして、予定や記録をつけています。今年からは1週間の洋服コーデも書くようになりました。1日1ページは、頭の中を整理するために書く手帳として使っていて、やりたいことや日記などをまとめています。
めりこさん(会社員)
@meriko64
EDiT使用歴:約8年
現在の手帳:週間ノート、1日1ページ(A6)
手帳によく使うペン:黒ペン、ジュースアップのメタリックピンクとシルバー
★わたしの使い方&こだわり★
現在、週間ノート手帳をメインにしていて、下のノート部分は日付ごとに縦で区切ってメモやタスク管理も記入。1日1ページ手帳はサブでまとめを書いています。紙とインクの色合わせは気にしてペンを選んでいて、白い紙とクリーム色の紙で合う色のペンが違うので、ペンの使い分けも気にしています。
KUMIさん(ピアノ講師)
@kumitea6002
EDiT使用歴:1年
現在の手帳:1日1ページ(B6 / B7)、週間ノート
手帳によく使うペン:万年筆
★わたしの使い方&こだわり★
EDiTの手帳は2021年版からですが、手帳使用歴は長いです。これまでたくさんの手帳を使ってきましたが、EDiTの手帳は今年3冊。1日1ページB7は、メモのような使い方です。B6は、家計簿や日記などライフログを中心に、ときどきコレクションしているカラーペンや万年筆を手帳で書き比べたりしています。
テルさん(カメラマン)
EDiT使用歴:初心者
手帳によく使うペン:ジェットストリーム(黒/0.7)
★わたしの使い方&こだわり★
手帳はいつも使っていますが、EDiTの手帳は今回が初めてだから楽しみ! ペンは0.7mmなど太いものが定番です。手帳を万年筆で書くのにあこがれます。
1. 2種類の紙、それぞれの印象について
薄いのに不安にならない
安心して書ける!
- テル
- 2種類を並べて見比べると、「NEO AGENDA」のほうがより白い、真っ白ですね。
少し青みがかっているようにも見えます。
「for EDiT」も白いけれど、こちらは少し黄味がかっている白なんですね。 - めりこ
- 白い紙はメタリック系や淡い色が映えますね。
「for EDiT」は、薄いけれど書くときに、
ペンを柔らかく受け止めてくれる感覚があります。
他の手帳用紙は、厚かったり、固くてペンがうまく滑らなかったり、
逆に薄すぎて不安になったりすることもありましたが、
「for EDiT」は薄いのに不安にならない。
安心して書けます。
2. 極細字ペン(0.2~0.3mm/黒インク)で書き比べ
ペン先から伝わる紙の感触から
違いを比べやすい極細字
- KUMI
- 私は普段、手帳を書くときに黒いペンを使わないんですけど、
この「サラサ ナノ (セピアブラック)」は持っています。
0.3は、紙に少し引っかかる感じ。
いつも使う「ジュースアップ」はスルッと書けるので、
感触の違いがわかります。 - kao
- 私も同じく「サラサ ナノ (ダークグレー)」の0.3を使って書いてみました。
確かに、ペン先が紙にカリカリと引っかかるような感触がありますね。 - めりこ
- 私も普段は「ジュースアップ」を使っていますが、
今、「ユニボール シグノ」の0.28で試し書きをしてみました。
細いペンなので、「サラサ ナノ」の0.3と同じような
シャープな文字になりますが、
紙が引っかかる感じは全然なくて、なめらかです。
3. 細字・中字ペン(0.5~0.7mm/黒インク)で書き比べ
太めのペン先、濃いめのインク
裏抜けと速乾性をチェック
- kao
- 「無印良品ゲルインキボールペン」の0.5を初めて使ってみましたが、
なめらかですね!
黒がくっきり出ます。インクの染み通しはないですね。
ただ、何が書いてあるかは裏からも読めます(笑) - めりこ
- 「エナージェル クレナ」の0.5は、黒のインクがジュワッと出ますが、
にじむほどではないですね。
なめらかな書き心地です。
こちらもインクの染み通しはないですが、
何が書いてあるかは見えますね(笑) - テル
- 僕は、この「ジェットストリーム」の0.7を持っています。
「for EDiT」に書いていますが、すごい、書きやすいですね!
なめらかなのは、紙のせいでしょうか?
いつも使っているペンなのに、紙の上の感触がまるで違っていて、
きれいに字が書けますよ。 - KUMI
- 私は、「サラサ R」の0.5を使ってみました。これは水性染料なんですね!
インクが結構乗りますね。
黒が紙の上にくっきり出て、マジックの色みたい。 - テル
- 「ジュースアップ」の0.5は、筆圧をかけなくてもスッと書けますね。
すぐに手帳を閉じると反対側に移っちゃいますね。
ただ「エナージェル」のインクも乾きが遅いですね。紙との相性かな。 - KUMI
- 手帳を書いたらすぐに閉じずに広げておくか、
吸い取り紙をはさんで移らないようにしているので、
私はあまりその点は気になりません。
「サラサ R」は乾きが早かったですよ。 - テル
- 「サラサ R」こんなにインクが濃く出るのに?
本当だ、すごいな、
書いてすぐに手帳を閉じても反対側にインクが移らないですね。
EDiTの手帳用紙と相性がよさそう!
濃くしっかり書きたいけどすぐに手帳を閉じたい、
僕のようなタイプにはいいですね。
4. 極細字・細字・中字の万年筆(ブルーブラックインク)で書き比べ
万年筆の太さで変わる書き心地
水分多めのインクは染みる?
- めりこ
- 「プレピー」は「NEO AGENDA」には引っかかりませんね。
極細字(EF/0.2)や細字(F/0.3)のペン先も
なめらかな感覚です。
書きやすいですね。 - テル
- そうそう、抵抗が少ないですよね。
「プレピー」は、「for EDiT」の薄さでも相性がいいみたい。
ちょっとコシがあって丈夫ですよね。
万年筆で書いても破れない安心感もあって。
ただ、0.2はちょっと細すぎません? - めりこ
- 手帳にある罫線の中に文字をおさめたいときは、細いほうがいいです。
私は手帳を書くときは細字タイプのペンを使うので、
万年筆のペン先が細いのは気になりません。 - KUMI
- 私も手帳に文字を書くときは細字タイプなので、
私物の万年筆は極細字(EF/0.2)です。 - kao
- 私はあまり万年筆を使わないんですが、中字がいいですね。
大胆にドーンと書くときは太さが出る中字の万年筆で書きます。
確かに、「NEO AGENDA」も「for EDiT」も、
万年筆のインクでも染み通しがないですよね。
5. カラーペンやマーカーの発色を比べる
それぞれの紙色に合うペンの色
インクの浸透などを見比べる
- めりこ
- 「ジュースアップ」のクラシックグロッシーブラックは、
しっかり濃いめですが、紙の上でインクが少し
キラッとしている感じもわかりますね。
この「ケセラメ」のゴールドとシルバーは、両方ともいいですね。
この紙によく映えます。 - kao
- 私は「ジュースアップ」のブラウンで両方に書き比べをしてみました。
こうやって見比べると、微妙に色の出方が違うのがわかりますね。
「for EDiT」は、ほんのり黄味がかった白い紙なので、
ブラウンの発色がなじんできれい。
「NEO AGENDA」のほうは、色はパキッとしています。
- KUMI
- インクの乗り方でいうと、ラメ入りマーカーの「キラリッチ」は
結構インクが紙の上に溜まる感じですが、それが楽しい。
このインクは乾けば問題ないので、しばらく手帳を広げておけばいい。 - めりこ
- 「キラリッチ」も書き比べてみると、
「NEO AGENDA」よりも「for EDiT」よりのほうが
乾くのに少し時間がかかるみたいです。
インクの浸透が遅いのでしょうか。 - kao
- フリクションのマーカーが意外と乾かないですね。
書いてすぐに手帳を閉じると、反対側に移ってしまいます。
フリクションだから移ってもこすれば消えますが。
ただ、こするときに気をつけないと、紙がよれちゃいますね。
ズバリ! 皆さんが「NEO AGENDA」と相性がいいと感じたペンは?
- めりこ
- 普段使っている「ジュースアップ」の書き心地は変わらず好きですが、
今回改めて試し書きをしてみて、「ユニボールシグノ」の細字タイプが
書きやすいと感じました。 - テル
- 僕は、「サラサ R」かな。紙との相性のよさを感じました。
ペンを使うときに、紙の上で滑りすぎずにちょっと抵抗があるのが好きなので、
「サラサ R」はよかったです。
インクの染み通しがないのは、紙のよさだと思いますが、
しっかり濃く出るのに速乾性があった点も気に入りました。 - kao
- 今回初めて使ってみた「無印良品ゲルインキボールペン」は、
書きやすかったですね。
「NEO AGENDA」の2つの手帳用紙は、真白い手帳なので、
カラーペンや淡い色が映えるからすごく好きです。
薄めのナチュラル系カラーペンを使うときは特に発色のよさを感じます。 - KUMI
- 私は、これまでいろいろなペンを試してたどり着いた結果が、
万年筆と「ジュースアップ」なので、そこは揺らぎません(笑)。
「NEO AGENDA」の手帳は、インクを楽しみたい私の目的を
かなえてくれる紙質だと改めて確認ができました。
マークスのオリジナル手帳用紙「NEO AGENDA」をEDiTの手帳とたくさんのペンでいっせいに試し書きをした今回の座談会、いかがでしたか? ペンの重さ、書き味、インクのにじみ具合、速乾性など、重視するポイントもさまざま。マークスが誇る「NEO AGENDA」を使った手帳の相棒になるペン、あなたのおすすめもぜひ教えてくださいね!
※インクの染み通し(裏抜け):筆記具などのインクが裏ページに染み出してしまうこと。
※インクの染み通し(裏抜け)については、ご使用されるインクの種類やお使いの筆記具の状況、個人の筆圧などによって異なります。ご自身で最初に目立たないところに試し書きをして、ご確認いただきますよう、お願いいたします。
※手帳用紙とペンの使用感は、個人の感想です。使用感については、個人差があります。
【本文に登場した主なペン】
◆ペン(黒系)
- ジュースアップ / クラシックグロッシー ブラック 0.5mm(パイロット)
- サラサナノ / ダークグレー 0.3mm(ゼブラ)
- サラサナノ / セピアブラック 0.3mm(ゼブラ)
- サラサ R / 黒 0.5mm(ゼブラ)
- ユニボールシグノ / 黒 0.28mm(三菱鉛筆)
- ジェットストリーム / 黒 0.5mm(三菱鉛筆)
- ジェットストリーム / 黒 0.7mm(三菱鉛筆)
- エナージェル クレナ / 黒 0.5mm(ぺんてる)
- ゲルインキボールペン / 黒 0.5mm(無印良品)
◆万年筆
- プレピー / ブルーブラック 極細字0.2(プラチナ万年筆)
- プレピー / ブルーブラック 細字0.3(プラチナ万年筆)
- プレピー / ブルーブラック 中字0.5(プラチナ万年筆)
◆その他
- ケセラメ / トゥインクルゴールド 0.7mm(パイロット)
- ケセラメ / トゥインクルシルバー 0.7mm(パイロット)
- ジュースアップ / クラシックグロッシー ブラウン 0.5mm(パイロット)
- フリクションライト / コーラルピンク(パイロット)
- イルミリー(パイロット)
- キラリッチ / 紫(ゼブラ)